広報よこはま青葉区版 2020年[令和2年]11月号 No.277 テキストデータ


5ページ 特集1

区の人口…311,442
世帯数…130,956
2020年9月1日現在

編集・発行/青葉区役所広報相談係  〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 
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毎月1日発行
青葉区マスコット なしかちゃん


<特集1>
新春に 青葉チャリティーラン開催!
コロナに負けるな!~新春リモートチャレンジ~ 参加者を募集します!!

開催日程 2021年1月9日(土)~1月17日(日)
募集期間 2020年11月13日(金)~12月11日(金)

「新しい生活様式」に適したオンライン方式によるチャリティーランに参加しませんか?

 ランナーの皆さんとともに、「コロナに負けない」という想いを未来につなげるため「青葉チャリティーラン」を開催します。
 チャリティー費は、区内の医療従事者の皆さんへの支援に役立たせていただきます。
 青葉チャリティーランオリジナルTシャツを着て、一緒に走りましょう!
 ぜひ皆さんの走る「エネルギー」を、コロナ対策の「支援」につなげてください。

種目 ファンラン(※)(21.0975キロメートル、ハーフマラソン相当)
※「fun running」の略称で、楽しむことを目的としたランニング
募集人数 先着500人
参加資格 区内在住・在勤・在学の人で「アプリ(TATTA(※))」をインストールできる人
※ GPS機能を搭載し、走行コース・距離・時間を記録できるスマートフォンアプリ
申込方法 「RUNNET」からエントリー(公式アプリかRUNNETホームページ)
参加費 2,000円(チャリティー費500円含む)
特典 完走者専用ムービー、青葉チャリティーランオリジナルTシャツ
主催 青葉区体育協会
共催 青葉区役所

☆Tシャツデザインはお楽しみに!ワンポイントでなしかちゃんも♪

なしかちゃん「みんなで走って医療従事者の皆さんを応援しよう!!」

オンラインマラソンとは?
GPS計測ができるスマートフォンアプリを使用して行うマラソンです。
「日時」「場所」を分散して実施できるため、3密を避けて参加できます。開催期間内に、合計走行距離を走破できるよう自分の好きなタイミングで、好きなコースを走れるのが特徴です。



6~8ページ <特集2>
風邪やウイルスに負けない!
感染症予防は日頃の健康づくりから

 冬は、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなど、感染症の流行しやすい季節です。体力が低下すると感染しやすくなり、感染した時に重症化する恐れがあります。
 感染症予防には、日頃からの健康づくりが重要です。ポイントを押さえて、毎日の暮らしに生かしましょう。

☆新生活様式に沿った活動実施にあたってのポイント

感染防止のための3つの基本

[1]身体的距離の確保 (できれば2メートル、最低1メートル) 
[2]マスクの着用
[3]手洗い 

3つの密の回避
・換気は毎時2回以上(2方向で1回数分間)
・屋外や分散での活動
・近距離での会話の回避

日常的な健康状態の確認
・自宅を出る前の体温測定
・発熱・咳・のどの痛みなどの症状がある時は参加を控える
・参加者名簿の作成

衛生
・活動開始時・終了時にドアノブや電気のスイッチ、トイレなど接触頻度の高い場所を消毒
・共通のタオルは使わない


☆健康づくりのヒント


ヒント[1]バランスよく食べよう
 体力が低下すると感染しやすくなり、感染したときに症状が重くなってしまうことがあります。

食事バランスガイドを参考に主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物、菓子・嗜好飲料(菓子・嗜好飲料は楽しく適度に)を食べましょう。

食事バランスガイドとは?
1日にとる料理をコマのイラストで示し、「何を」「どれだけ」食べたらよいかが一目でわかる食事の目安

食事のバランス…3食とも主食、副菜、主菜をそろえて食べよう
量のバランス…自分にあった量を食べよう朝食・昼食・夕食のバランスも均等に!時間をきちんとあけよう
心のバランス…笑顔で美味(おい)しく食べよう菓子・嗜好飲料は楽しく適度に
油の質や量、調味料のバランス…油脂や塩分が多くなりすぎないよう気をつけよう
摂取量と消費量のバランス…しっかり食べて、しっかり動き、しっかり睡眠

なしかちゃん「生活リズムも整えよう!早寝、早起き、朝ごはん。食事抜きは要注意!」


ヒント[2]毎日の歯みがきと定期検診で感染症を予防しよう
 口腔ケアを行うことは、インフルエンザなどの感染予防に役立ちます。

歯周病菌などが分泌する成分が粘膜を保護している粘液を剥がす。
↓
粘膜がむきだしになるとウイルスが細胞内に入りやすくなる
↓
感染!

歯科衛生士が専門的な口腔ケアを実施するとインフルエンザ罹患率が1/10に減少します。

インフルエンザ発症率 通常の歯の清掃 9.8% →歯科衛生士による歯の清掃 1.0%  
風邪発症率 通常の歯の清掃 13.0% →歯科衛生士による歯の清掃 8.2%
(阿部修ら「高齢者呼吸器感染予防の口腔ケア」2006)

毎日の歯みがきはもちろん大切ですが、定期的に歯科医院を受診し、感染症にかかりにくい良いお口を維持しましょう!


ヒント[3]禁煙して、あなたも、周りの人も健康に
 たばこの煙には多くの害があります。新型コロナウイルス感染症の重症化予防のためにも、今から禁煙をしましょう

喫煙による健康被害
 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙が関係している重篤な病気の一つです。咳や息切れが何年にもわたって続き、ぜいぜいするという症状があります。肺炎の進行へつながりやすく、重症の場合には、携帯用酸素ボンベなどを用いて、酸素を補充する必要があります。

受動喫煙による健康被害
 肺がんリスクは1.3倍、がん・心筋梗塞・脳卒中で亡くなる人は2~8割増えます。

・医療機関で禁煙治療が受けられます。また、薬局でも禁煙相談ができます。
「横浜市 禁煙NOTE」で検索

なしかちゃん「治療を終えた人のうち約半数が、9か月後も禁煙継続に成功!」


ヒント[4]こまめにからだを動かして、体力を維持しよう
 外出自粛やテレワーク等によって「体重の増加」や「肩こり、目の疲れ」など体への影響が心配されています。心身の健康を維持するために体を動かしましょう。

屋外でできる運動 ウォーキング
1.一人や少人数で実施  
2.空いた時間・場所を選ぶ 
3.他の人との距離を確保 
4.すれ違う時は距離をとる

「青葉区 ウォーキング」で検索
ウォーキングマップを区役所にて配布中!

よこはまウォーキングポイント
アプリまたは歩数計で参加。抽選で商品券などが当たります。


家でできる運動 筋トレ、ヨガ
1.自宅で動画を活用 
2.こまめに換気

ハマトレでロコモ(※)予防も
「ハマトレ」は歩行能力の低下に着目して横浜市が開発したトレーニングです。
※ロコモティブシンドローム:加齢に伴う筋力の低下により「立つ、座る、歩く」などの移動能力が低下する状態

椅子立ち(股関節の伸展・脚の筋力強化)

ダイナミックフラミンゴ(バランスの強化)

動画で紹介しています。
「ハマトレ」で検索


ヒント[5]新たなカタチで!交流してイキイキと暮らそう
 外出自粛期間中は、「足が前に出にくくなった」、「一人で体操をするのは難しい」、「できるだけ外出を控えていたが、寂しかった」などの声が届きました。
 スポーツは一人よりグループで行った方が要介護認定になりにくく、また、家族や友人との交流など社会と多様なつながりがある人は認知症リスクが半減する、と言われています。(※)
 区内でもさまざまな団体が、新生活様式に沿ったグループでの活動を行っています。活動に向けてのポイントを活用して、さまざまなつながりを維持しませんか。
※一般社団法人 日本老年学的評価研究機構における研究データから

☆たまプラーザ団地内「ラジオ体操」
参加者からは、「空を見上げての体操は気持ち良い」、「あいさつを交わす喜びがある」、「行くところがない中で、とてもありがたい」といった声があります。

☆「健康マージャン荏田」
月に1回、近況報告や体操、マージャンの点数計算の勉強会を距離を保ち活動しています。「みんなで集まり、何かをすることは、活動の源だと思います。頑張るぞー!コロナに負けるな!」

なしかちゃん「新たに活動したい人は、区民活動支援センターや地域ケアプラザをご利用ください。」


・「あおば健康スタイルブック」を配布中
青葉区の魅力を生かした健康づくりのヒントを多数掲載しています。ぜひ参考にして実践してください♪

配布場所:区役所、ケアプラザ、地区センター等
青葉区ホームページからダウンロードもできます。
「あおば健康スタイルブック」で検索

・よこはま健康スタンプラリー
新しい生活様式に合わせて健康づくりに取り組み、健康と景品をゲットしましょう!
【応募期間】10月1日(木)~2021年1月31日(日)
「よこはま健康スタンプラリー」で検索


冬の感染症「インフルエンザ」「ノロウイルス」の予防

インフルエンザやノロウイルスによる感染性胃腸炎は、冬場に多く流行する感染症です。
それぞれ特徴を理解し、感染を予防することは、新型コロナウイルス感染症の予防にもつながります。

インフルエンザ
症状:ウイルスに感染して1~3日後に、突然の熱・寒気、せき・鼻水・のどの痛み、頭痛、関節や筋肉などの体の痛み、疲労感等の症状が現れます。
多くの場合、1~2週間で回復しますが、重症化し死に至ることもあります。

感染経路:
[1]接触感染 ドアノブなどを介して手指にウイルスが付着する。
[2]飛沫感染 感染した人の咳やくしゃみのしぶきを吸い込む。

予防法:手洗いや咳エチケットに加え、休養が大事です。インフルエンザは発症してから約1週間、ウイルスが排出され、他の人を感染させる可能性があります。また、予防接種も重症化を防ぎます。

ノロウイルス
症状:感染力の強いウイルスです。感染して1~2日後に、下痢、嘔吐(おうと)、発熱などの症状が現れます。
1~2日で回復しますが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者は、重症化や嘔吐物を気管に詰まらせることもあります。

感染経路:
[1]環境→人 便や嘔吐物の処理をした際や、便や嘔吐物から空気中に舞ったウイルスを吸い込む。
[2]食品→人 ウイルスを蓄積した二枚貝などを十分加熱せず食べる。
[3]人→食品→人 感染者が調理した食品を食べる。

予防法:最も有効な感染予防策は手洗いです。調理の前やトイレの後に、手をよく洗いましょう。また、ノロウイルスの感染力は、85~90度で90秒以上の加熱をすると失われます。
☆中心温度85~90度で90秒以上加熱を!


問合せ 健康づくり係 電話 978-2240 FAX 978-2419