広報よこはま14ページ
OPEN YOKOHAMA
2024(令和6)年5月号
No.903

■横浜みなと博物館
展示「良平の横浜みなと・街歩き」
日時 10月14日(月・祝)まで
場所 柳原良平アートミュージアム
費用 500円
問合せ 電話045-221-0280 ファクス045-221-0277
■山手西洋館
花と器のハーモニー
世界のアーティストが花と日本の器で彩る
日時 6月1日(土)~9日(日)9時30分~17時(1・7・8日は19時まで)
場所 山手西洋館7館
問合せ エリスマン邸(電話・ファクス045-211-1101)
■三溪園
さつき盆栽展
日時 5月19日(日)~6月2日(日)9時~16時30分(6月2日は16時まで)
費用 900円
問合せ 電話045-621-0635 ファクス045-621-6343
■赤城林間学園
自然に学ぼう
中学生以下と家族、抽選30人。群馬県で自然観察・野外炊事・工作ほか。費用等詳細は5月11日からウェブページで
日時 7月6日(土)~7日(日)1泊2日
申込み 6月15日まで
問合せ 電話0278-24-7011 ファクス0278-24-7966


〇いつまでも、健康で暮らすために
◆65歳の人は がん検診を無料で受けられます

 横浜市では、令和6年4月から、65歳になった人のがん検診を無料にしました。対象の人には、9月中に無料クーポン券を送付します。クーポン券が届く前でも、医療機関で年齢確認をすることにより、無料で受けられます。
 今まで受診習慣のなかった人はもちろん、退職前は勤務先で受診していたという人も、これを機に定期的な受診をおすすめします。がんは、早期発見・早期治療が大切です。
【令和6年度に対象になる人】1958年4月2日~1959年4月1日生まれで、各区に住民登録がある人

詳しくはウェブページをご確認ください。

【問合せ】 横浜市けんしん専用ダイヤル 電話045-664-2606 ファクス045-664-3851(月~土曜〈祝・休日除く〉8時30分~17時15分)


〇ミライへの選択肢
◆特別市の早期法制化を目指します

 「特別市」は、横浜市が市内の仕事のすべてを担うことで、神奈川県との間で生じている仕事の重複や非効率な分担をなくす仕組みです。特別市の実現には、まずは法律で制度をつくることが必要です。特別市の法制化は「ミライへの選択肢」をつくることです。

詳しくはウェブページをご確認ください。

特別市の法制化は「ミライへの選択肢」
 横浜市は他の政令市とともに、特別市の法制化を国や国会議員に働きかけていますが、市民の皆様と一緒に機運を盛り上げていくことが何よりも大きな推進力となります。
 このたび、特別市のことを多くの市民の皆様に知っていただくため、「ミライへの選択肢」をキーメッセージに、ロゴとステートメント(宣誓文)をつくりました。今後、動画やポスターなどによりさまざまな場所で広報していきます。市のウェブページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

【問合せ】 政策経営局制度企画課 電話045-671-2952 ファクス045-663-6561


〇よこはま彩(さい)発見vol.17

海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ都市横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。
今回は1月の地震で大きな被害を受けた能登(石川県)と横浜のつながりについてです。

「能登半島と横浜」
横浜都市発展記念館 主任調査研究員 吉田 律人

 2024(令和6)年の元日、能登半島の先端を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、北陸地方は大きな揺れに襲われました。津波が沿岸部を襲っただけでなく、輪島市の中心部では大規模な火災も発生しました。さらに、土砂崩れなどによって孤立する集落もあり、被災地では、現在も不自由な生活を送られている方が多くいらっしゃいます。
 横浜から能登半島は遠く離れた場所にありますが、深いつながりがあります。例えば、鶴見区にある曹洞宗の大本山總持寺(そうじじ)は、輪島市門前町(もんぜんまち)に起源があります。また、横浜市内で銭湯を営み、支える人々のルーツも多くが能登半島にありました。
 石川県の鹿島郡や羽咋(はくい)郡、七尾市の神社には、「横浜」の文字が刻まれた鳥居や狛犬、灯籠が多くあります。例えば、1923(大正12)年に建立された鹿島郡中能登(なかのと)町の能登比咩(のとひめ)神社の鳥居には、「横濱市福富町一丁目五十一番地 永瀬啓太郎」とあります。永瀬は銭湯で使用するガラス製品を扱う問屋で、その親戚も横浜市内で銭湯を経営していました。横浜で成功した銭湯経営者は、郷里への恩返しとして積極的に寄付を行い、それを見た人々がさらに横浜へ移住するという流れができていました。横浜市民の公衆衛生は能登半島出身者によって支えられていたのです。
 1859(安政6)年の開港以降、横浜の地はさまざまな国や地域からの移住者を受け入れることで、コミュニティを構築してきました。能登と横浜のつながりに想いをはせ、横浜から能登の復興を支え、応援していきましょう。

さらに詳しい話はウェブページをご確認ください。
ウェブ版では抽選で読者プレゼントあり

【問合せ】 政策経営局広報課 電話045-671-2331 ファクス045-661-2351