広報よこはま 金沢区版 令和4年7月号 No.297

風水害に備えましょう
 7月から10月にかけて、大雨や台風が多く発生する時期がやってきました。自宅でできる備えを中心に、風水害発生時の準備を整えましょう。

【自宅での備え】
ぼたんちゃん:屋根やアンテナの点検をするときは、天気が荒れる前に、安全確認をしっかりしたうえで行ってね!
・アンテナがしっかり固定されているかどうか確認する
・屋根瓦など剥がれていないか点検、補強をする
・窓ガラスに養生テープを貼るなどして飛散を防止する
・側溝や排水溝は掃除して水はけをよくしておく
・雨どいが破損していないか、落ち葉など詰まっていないか確認する
・外に置いている自転車等は飛ばされないよう固定、もしくは撤去する

●玄関扉や窓などの出入り口にはプランターや水のうなどを置いて浸水を防ぎましょう。
・水のうと長めの板などを並べて置く
・プランターを並べてブルーシートなどで包む
・水のうを段ボールに入れて並べる

●浴室や洗濯機の排水口、トイレなどから家の中に下水が逆流することがあります。道路が冠水するほどの大雨の場合は、水のうで排水箇所をふさぎましょう。
[水のうの作り方]
 ごみ袋(45リットル)を二重にし、中に半分くらい水を入れ、袋の口を縛ります。
※水のうは土のうに比べてご家庭で用意しやすく、後処理も簡単なのでおすすめです

ぼたんちゃん:親戚の家や知人、友人宅など、自宅以外で避難できる場所を確保しておくと安心だね。


《停電・断水時の備え》
 風水害による停電、断水に備えて生活に必要な備蓄品を準備しておきましょう。備蓄する量の目安は最低3日分です。
・水(1人9L)・非常食
・カセットコンロ・ガスボンベ
・LEDランタン
・懐中電灯
・ラジオ
・モバイルバッテリー
・紙おむつ・おしりふき
・生理用品

ぼたんちゃん:それぞれのニーズに合わせて必要なものをあらかじめ準備しておこう。


マイ・タイムラインを作りましょう
 マイ・タイムラインとは台風や大雨の水害等、これから起こるかもしれない災害に対して一人一人の家族構成や地域環境に合わせて、あらかじめ時系列で整理した自分自身の避難行動計画のことです。
 『マイ・タイムライン作成シート』と『金沢区浸水ハザードマップ』等を活用し、自分だけのマイ・タイムラインを作成しましょう。また、災害時の避難行動をサポートするアプリ「横浜市避難ナビ」でもマイ・タイムラインを作成できます。

ぼたんちゃん:「横浜市避難ナビ」のアプリをダウンロードするとスマートフォンでもマイ・タイムラインが作れるよ。
ホームページ:「横浜市避難ナビ」で検索

マイ・タイムライン作成シート、金沢区浸水ハザードマップは下記ホームページに掲載しているほか、庶務係(6階603)窓口でも配布しています。
ホームページ:「横浜市 マイ・タイムライン」で検索
ホームページ:「金沢区 ハザードマップ」で検索


【風水害時の避難場所について】
《横浜市南部に土砂災害警戒情報が発表された場合の避難場所》
 即時避難指示対象区域※1に住んでいる人が迅速に避難できるよう、5か所の避難場所を 区役所が開設します。
●西柴中学校 (西柴一丁目23-1)
●釡利谷東小学校 (釡利谷東二丁目12-1)
●大道小学校 (大道二丁目3-1)
●六浦地区センター (六浦五丁目20-2)
●関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス12号館 (六浦東一丁目50-1)

↓さらに風雨が強まると・・・
《大雨特別警報※2の発表が予想される場合に限った特別避難場所》
 大雨特別警報の発表が予想される場合に限り、区役所の判断により、上記5か所の避難場所に加えて特別に追加開設します。
●富岡小学校 (富岡西七丁目13-1)
●能見台小学校 (能見台三丁目32-1)
●並木中学校 (並木三丁目4-1)
●金沢区役所1階1号会議室 (泥亀二丁目9-1)

※1 土砂災害警戒情報の発表と同時に避難指示を一斉に発令する地域。金沢区は約500世帯(約1,120人)が対象となり、該当世帯にはポスティング等により区役所から個別にお知らせしています
※2 台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、もしくは数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想された場合に気象庁が発表するもの

ぼたんちゃん:避難所の開設状況は区のホームページ等で確認してね。
ホームページ:「即時避難指示対象区域 横浜市」で検索


この特集に関する問合せ
防災担当(6階603) 電話:788-7706 ファクス:786-0934