No.311 港南区版  令和5年 9月号 5面

大切な人が認知症になったら
地域の皆さんのあたたかな声かけが安心につながります
やさしくみまもる + もうひとつできること

 認知症は、誰にでも起こる可能性のある脳の病気です。日常生活に支障が出ても、周囲の人のサポートで症状が穏やかになったり、改善されたりすることがあります。地域の皆さんの温かな声掛けが、本人や家族の安心につながります。

問合せ 区役所高齢者支援担当(電話:045-847-8415 ファクス:045-845-9809)

認知症になると
脳の働きの低下による認知機能の障害
[中核症状]
●時間や場所の感覚が分からない
●考えるのに時間がかかる
●一度にいろいろな事ができない など

・性格
・気質
・環境
・心理状態

行動や心理に現れる状態
[周辺症状・随伴症状]
●道に迷って家に帰れない
●トイレで失敗する
●いらいらして、大声を出したり、暴れたりする など

認知症の人との接し方 7つのポイント
1 まずは、さりげなく様子を見守る
2 自然な笑顔で、余裕を持って
3 できるだけ1人で声かけを
4 声をかけるときは、相手の視野に入ってから
5 相手と目線を合わせてやさしい口調で
6 おだやかにゆっくり、はっきりと
7 せかさず、相手の言葉に耳を傾けて

認知症のことを知ろう 9月はアルツハイマー月間です
●アルツハイマー月間パネル展示
日時 9月11日月曜日から9月29日金曜日
会場 区役所1階

●認知症関連書籍展示
日時 9月12日火曜日から9月29日金曜日
会場 港南図書館

●認知症サポーター養成講座
 認知症の人と家族を温かく見守る応援者を養成する講座です。地域のキャラバン・メイト※が講師を務めます。
※養成講座を企画・開催します。自治体等が実施するキャラバン・メイト養成研修を受講する必要があります

●認知症カフェ
 本人・家族・地域で集い、介護に関する相談や情報交換を行っています。

●認知症VR体験研修会
 VRゴーグルを装着し、認知症の人の症状を本人視点で体験します。認知症の人の困っている気持ちや不安を、疑似体験してみませんか。参加者のグループワークもあります。
VRとは、コンピューターで創った仮想空間などを疑似体験出来る仕組み

対象 認知症の支援に関心のあるおおむね75歳以下の区民50人(抽選)
日時 10月31日火曜日14時から15時30分
会場 区役所6階
申込み 10月6日17時までに 「横浜市電子申請・届出サービス」または各申込システム(初めて横浜市電子申請システムを利用される人は、利用登録が必要です)
※10月13日までにメールで結果を連絡

困った時はご相談ください
 高齢・障害支援課 電話:045-847-8415 ファクス:045-845-9809
[地域ケアプラザ]
港南台 電話:045-834-3141 ファクス:045-834-3145
東永谷 電話:045-826-1097 ファクス:045-826-1071
下永谷 電話:045-826-2640 ファクス:045-826-2641
野庭 電話:045-848-0111 ファクス:045-848-0106
日下 電話:045-843-3555 ファクス:045-843-2400
港南中央 電話:045-845-4100 ファクス:045-845-4155
日野南 電話:045-836-1801 ファクス:045-836-1813
芹が谷 電話:045-828-5181 ファクス:045-828-5182
日限山 電話:045-827-1870 ファクス:045-827-1872